2019-04-20

時間       三回目

3+ 感情のなかには、苦や快のような
単純な形ではなく、何か複雑な形を採る
感情が有ります。

例えば、怒り は何か迫って来る
ものから逃れようとするが、逃れられない、
そうした葛藤において生起します。

また怒りにおいては、ひとの眼が充血し、
顔は歪み更に手が震え出すのは、
この葛藤の極みだと考えられます。

また、未来に関わる苦としての不安は、
何か良いものまた何か良いことを
手に入れようとする時に、実は
手に入れることか難しいので起きます。


4 こうした、単純な在り方と複雑な
在り方を持つところの感情の二つの
タイプを含めて、
病刻みの時間に呼応、対応している
魂の受動、魂の蒙りの特徴とは、
それが言葉や理性、知性に与れ
ないことです。

常に、あるを後追いする、
あると言うより流れる、単に
流れると言った方が正しいのです。

🗻続く

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