上の写真は、この3月に一ヶ月、掛けて掲載された【私の履歴書】の
中、3月30日に載った主人公 島正博氏(現在、島製作所の会長)と
奥様のtwoshot である。
最後の日31日、アメリカ航空宇宙局からの要請で、世界初の
縫い目の無い服、宇宙服を納入した話が出て来る。
宇宙船の中、無重力空間でひとが動き、仕事をする際には
1gでも軽量で、決して服の切り屑が出ない服、それが
シームレスの宇宙服だ。
だが、スタートは手袋を造る会社だった。
お金の苦労と会社の業務の革新の話が繰り返される。
保険料を支払うべきお金に回そうとして、あと一人の会社幹部と
国鉄時代 の線路に飛び込む話が出て來る。
ただ、奇跡が起こる。
そこから世界的な企業へと発展、島正博氏の成功の人生の
秘訣を楽しむことが出来る。
何よりも、将来を予見するちからが素晴らしい。
ただ、リーマンシヨックの後、和歌山のラジオでディスクジョッキー
を勤めた奥様が、
そのお仕事を何年か続けられて、辞められた後、
あっという間に亡くなられた話は残念だった。
体重が75kg、自分は50kgと書いてあったが、奥様の死の後、
ぽっくり穴があいたとしか、島さんは書いていないのが
事の大きさを表している思う。
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