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あの日私たちは、波にのみこまれて
いく人々の手を掴み取って
救うことが出来なかった。
だから今度は、社会から分断されて
いく人々の手を握り締めて
離さないで。
みんながもっと自分を、他人を愛せる
世界を願っています。
そして私自身が、そうでありたい。
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上の短い詩は、福島県会津学鳳高等学校
平子七海さんの作品です。
この3月11日の、日本経済新聞社朝刊 七面下段
福島県の広告 ( あの日から10年になります⋯⋯⋯⋯⋯⋯)の
なかに挿まれた祈りの詩です。
何処かぎこちない点が、経験した苦しみの真実を
わたしたちに訴え掛けて来ます。
新聞のなかで、隙間のない文章を拡げて、
読みやすくしました。
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