3)若さの ハプニングである愛の存在の不思議さ。
しかしながら、「自己、自分を与える」という言い方に
戻って、その意味をより明晰にしてみよう。
どうしたことか、誰かあるひとに自己を与える
そのことが起こらないことがある。
これをどう考えたら良いか。
4)二通り考えられるのではないか。
一つは、機会がなかた。自己を与えると言うが、
そういうひとが現れなかった、
そして言うなら、全然現れなかった。
他の一つは、自己を与えるという場合、そのことに
関して「自己を与える」そのことが何か謎になってしまう。
つまり、「自己を与える」の意味で
自己を与えたつもりだが、どうもそれは真の自己では
なかった。
真の自己ではないものを相手に与えただけだ。
だから、愛は生起するに至らなかった。
続きます
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