☺ 笑いが起きる時 2013―07―12のブログ 再放送を手直しています
笑いは二つに分けて考えることが出来ますが、通常の言葉の使い方は
身体的な変容を伴う笑いです。
モナリザの微笑で代表される微笑は、魂の静かな笑いで、
身体的な何らかの具体的な動きを伴わない、と考えます。
ただし、眼のおける明るさへの移行と口元の弛緩を除いて。
1□ 話を、通常の理解の下にある笑いに絞ります。
笑いが何処で起こるかを考えたものです。
ひとが笑う時、何が起きているでしょうか?
かなり昔の話です、四月早々、新入生を迎えて
大きな体育館で、学生に自己紹介する時間が有りました。
集まった全員がスポーツをする格好でした。
2□ 壇上に居る同僚のなかで、とうとう自分の番になり、
🎤を左手で握り、趣味の話しをします。
僕の趣味は犬と散歩することです。
名前は りしゃーる です。
尊敬する リシャール 神父から
取って付けました。
すると、背後から何人かの同僚の教師がクスクス笑い出したのです。
話が可笑しいのではなく、緑色のジャージのお尻の部分を
右手で掻いていたから?
別に、お尻が痒かったわけではありません。
3 □笑いは、ある何らかの形での不調和を伴う際に
生じるのでしょうか?
そしてこの不調和は、大切なことですが、
厳密な意味での不調和ではない。
ひとはあるものを見て、調和を ど こ か 欠いていることに
気付く、そして funny と思う、すぐ、
顔の表情や身体の動き、笑い声に それが現れてしまう。
ある場合、近くの親しい友人を叩いたり、泣出したり
することが起こります。
昨年新型コロナウイルス肺炎感染症が武漢で起こった二月、、
マスク着用の必要性、二枚着用必要のブログを出したことが
有りました。
コロナウイルスを、ココアウイルスと間違えて友人と
話す男が登場する話です。
夕方帰宅後、僕の顔を見て、妻がすぐ笑い出して、
二時間位笑い続けたことが有ります(ギネスブックに載るかも)。
僕の投稿を盗み見していたらしく、しかし、
それでもなお、良く理解出来ませんでした。
後で、妻から昔話を聴いて、少し納得しました。
大学の頃、京都大学かどこかで、講演会があった。
ドイツ人の講師が、日本語で話している最中に、
ある箇所で間違って、ドイツの理解の下にある笑い哲学者の
ショウペンハアウエル を
ショウベンハウエル と間違えた、
しかも、何回も。
4□もしも、今日のキイワード である不調和dis-oderの
意味が、厳密な意味で不調和であるのであれば、
笑いというものは起こらないと考えます。
例えば、凍りついてしまう。
❄❄
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