2020-04-11

 『危機を認める誠実さ 必要』

🗻
1 今日の記事は、他のひとの主張を紹介したものです。

毎日、ラジオの早朝定時ニュウスで、今、感染者の人数合計が何名です、
死者の数が何名です、と原稿を読むアナウンサ−の声が鬱陶しく
感じる様に成りました。

他に語る事は無いのだろうか。一ヶ月先も、人数のことだけを中心に 
報道するのか。数に集中して、それで終わるスタイル、事実を正確に
伝えることが仕事だから、それでいいじゃない?

でも、感染がまだ、終わっていなかったりして。

イヤ、メディアにはそれぐらいしか、語るちからが
元々ないのだ?


2 視座を変えたこれからの記事は、
アメリカの人類生態学者の ジァレド  ダイアモンド
(Jared  Diamond)教授 註)の洞察です。

教授がウィルスの世界的流行をどう見ているのかを知ることが出来ます。

以下の記事内容は、新聞記者が電話で質問する、それにダイアモンドさんが
この質問に答える形を取っています。

タイトルの 『危機を認める誠実さ  必要』は、新聞紙上の
編集タイトルをそのまま、用いています。


3 以下、私が面白いと感じた箇所をそのまま、引用します。

ーーーー世界で2500万人の命を奪った、20世紀最悪の感染症「スペイン風邪」と比較出来ますか?

☕ダイアモンドさん: スペイン風邪は第一次大戦末の1918年から翌年に流行し、致死率は2%台でした。私は新型コロナの致死率も2%台と見なしていますが、感染規模は拡大するでしょう。グローバル化で現代人は国を超えて、広く旅をしている。それに一世紀前に比べて
世界の総人口は4倍です。死者はスペインより増える恐れがあります。

☕ダイアモンドさん: 新型コロナですが、発生は昨年末、武漢市の野生動物を扱う市場でした。私は中国当局の責任を問います。

註)アメリカ カリフォルニア大学 ロサンゼルス
校 地理学教授。
なお、上の記事は、読売新聞4月10日の新聞記事(13面)に
基づいています。

🦉まだ続けます。

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