1 5月28日、午後3時から福岡にある二日市カトリック
教会の完成を祝い、教会を聖化する献堂式があった。
福岡地区のアベイヤ司教が10名程の神父とやって来られ、
『聖霊降臨の日』の特別な日に晴れやかな儀式が行なわれた。
【聖霊のちからに依らなければ、誰も主がイエス・キリスト
と言うことが出来ません】と当日のミサの式次第にあったが、
教会の新しい建物もまず、聖化される必要があった。
2 教会の内部はバロックの作りであった。今時珍しく、
自分の記憶に有るのは小倉北区にある小倉カトリック教会の
建物位だ。バロックと言っても、天井が高い為か明るい。
二階席がU の字の形で司式をする司教の話をよく聴くことが出来る。
一階の座席には左側が20の長椅子、右側が同じように20の
長椅子が整えられ、中央の祭壇の上方はステンドグラスが黄色で栽色が施されていた。
3 そして昨日、6月4日は、建物完成を祝った信者の食事会がお昼からあった。教会は建つまでは信者のお金に依存する
外ないが、予想された負債は全然、残らず奇跡のようだった。教会建設の為の献金すべき金が全くなかった私の驚きは
大きかった。
4 食事会で終わりの方で、最後尾の私の右の座席に
座った教会建設の責任者の方は、《17年掛かった!》と言われたが、その方こそ何より表彰されるべきだと
思っている。
道路が拡張されたために新築された教会。一生に一度だけしかないように思われる献堂式。
建物は新しくなったが、これから信者が増えるか、は
疑問だ。今度は、私自身が信者を増やす係になって
貢献すべきかも知れない。