1 三浦哲郎作 師・井伏鱒二の思い
出を読んでしまう註1)
よく知らなかった井伏鱒二の
人柄が良く描かれているのだ
先生は、将棋が好きなのだが、
将棋のなかで取ったコマは
全て、防御に使う。守りを
しっかり固める将棋をなさる
2 1961年に 忍ぶ川(がわ) で
芥川賞を取った三浦哲郎の
上の著作で、記憶に残った
言葉に 正確さへの執念みたい
なもの がある
井伏鱒二の生き方を言い表して
いる、と考えるが、作家と言う
より哲学者みたいだ。
3 一度読んだ 忍ぶ川 を
再読してみようと思う。
貧しさとそれにめげずに生きて
行く人間を描く小説家は
今日、いないかも知れない
註1 三浦哲郎(てつお)
師・井伏鱒二の思い出
新潮社 2010
💣前回の誤り
通りすがりが正しいです。
通りすぎりは良くないです
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