2021-12-07

👸愛の破局 記憶と忘却(4)

 

 

8)僕の大学での生活年数、つまり在学年数は13年に及ぶ。

博士課程3年  修士課程4年、研究生1年、学部5年。

こんなに長く居るなんて、ギネスブックに載るんじゃない?

 

大学紛争の時だった。学部は二年間位の授業しか受けていない。

当時、授業料が6000(半期)だった

 

 

9)   周りにいる知人が減っていく中で、失恋の傷だけが段々

大きくなっていく。彼女との記憶が僕を苦しめる。

何と、それが 二年  三年と続く

 

耐えられなくなって、カトリックの教会に行きだす

 

現在の妻と知り合ったのは新しい学園赴任先であった。

最初、彼女に似ているな、と思う。

また彼女が現れた!!

だが・・・・・・・、

本当は彼女に似てはいなかった

 

何故、自分を好きになったのか。自信を失っている

自己にアタックしているように見えた。

 

カトリックの信者どうしの結婚で、教会の御御堂で

結婚式と食事会をした。全部で20万も掛からなかった。

 

10)人格という言葉がある。

 

僕が不思議に思うのは、愛が順調に行っている時には

人格という言葉を余り意識しない。

逆に、愛が破綻した後の時間は、人格の崩壊と

あいまって自分の人格を強く意識する。

余り、人前に出たくないのだ。

 

そして崩壊した人格を建て直すことは容易ではないと

考える。

 

現在の妻が、自分に好意を持ったことはこの意味で

何か、奇跡に見えて来るのだ。

 

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