2019-11-09
時間の文法(1) ー時間が過ぎ去るー
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1 ひとがあんまり使わないように考えます、時間の文法という言葉の発想において
わたしが意図していることは、時間という言葉の意味理解を深めることです。
この目的理解の為に次のことをします。
まず、時間を主語とした言葉の使われ方のなかで、つまり、
時間を主語とした命題において、どのような具体的な動詞が考えられていて
この命題が出来ているのか(ただ時間を述語とした時にどのような具体的主語が
考えられるか、は頭に浮かばない)?
例えば、時間が過ぎ去る。時間が止まる、時間がねじ曲がるーーーーー
2 この観点に、更にひとの経験に立脚した「時間の経験」を加味する。
この二つの視点を入れた総合的な理解を通して、時間を主語とした命題理解を
深める。
上の最初の例だったら、『時間が過ぎ去ってしまっている』に変わる。
3こうした前置きを踏まえて、これから示します詩や歌の中で
時間理解をより深めます。
ここで、今日取り挙げます歌は良く知られた曲 First of May 1969年
日本語のタイトル『若葉の頃』です。そして私が好きな歌い方は、
Sarah Brightman に依るものです。
特にYouTubeで、オーケストラと女性コーラス隊をバックにした方の唄が好きです。
この中で、Time has passed us by という経験の表出に出逢います。
ただ全体の歌詞の意味は実は、良く判らないです(この映画 イギリス映画
「小さな恋のメロディ」をまだ見ていない)が、時間の理解の点で何か
感じるものがあって紹介しています。
現在から過去を診るコントラストがよいと思います。
4 First of May の歌詞、一部
When I was small, and Christmas trees were tall,
we used to love while others used to play.
Don't ask me why, but time has passed us by ,
someone else moved in from far away.
Now we are tall, and Christmas trees are smal ,
and you don't ask the time of the day.
But you and I, our love will never die,
but guess we' ll cry come first of May.
🎅🎅🎅
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