1今まで映画を自分のブログに載せたことは
有りません。掲載のデメリットが予想されるからです。
しかし、道 la strada の主人公はそのマイナス面を
持たない女優ではないか、と思います。
2顔の表情の豊かさは信じられない程です。
映画の中のすべてのシーンで、ジェルソミーナの
顔の表情は少しずつ変わり、異なるのです
この表情の豊かさが一番、アップで浮かび上がるのが、
サーカス芸人の男に逢う時、その時です。
—————この世で意味のない(意義のない)ものは、
一つもない。
その芸人の男は学者のようではなく言います。
初めて、ザンパーノの相棒でありながらも
大切にされることのなったピエロ役の
ジェルソミーナに生きる自信と力を与えてくれたのです。
3 映画の中では、後半、少しだけ描かれます(恐らく
見逃したひとが多いでしょう)が、ザンパーノと喧嘩した
その芸人の男は死んでしまうのです。
やがてジェルソミーナは寝込んでしまう場面に私達は
出逢います。
自分に生きる勇気を与えてくれた男、自分の人生を変えた恩人がこの世に居なくなるなんて!
自分の主を亡くしたジェルソミーナは
死ぬなかったのです
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