2022-05-08

ハビトゥス の探究の始まり 《1》

   トマス・アクィナス Thomas  Aquinas  の神学  大全 

Summa Theologiae     三つの パートに別れて居ます。

 

その 第二部の第一部 ( 第二部の中で  第一部と 第二部 と

更に、小さく分かれます)の第 49 問題 において

繰り広げます ハビトゥスについて最初に 見出される

問い quaestio  は そのまま ラテン語の表示で

De substantia ipsa   habituum です

 

  substantia そのもの、  ハビトゥスの  っていう語の

並びですが、属格genetiv の形を取る habitu um

気が行かれたでしょうか ?

 

これが少し、変にみえるのは、諸々という複数形の

ハビトゥス について substantia そのものを

ここ、49問題で問おうとしているからです

 

  僕が 不思議に思うのは、決して

単数形 ハビトゥス について substanti そのものを問うでなく

複数形のハビトゥスについてsubstantia そのものを

トマス・アクィナス が問うていることです

 

続きます

 

 

 

 

 

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