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1今日のエッセイの論点は、国のある文化、しかもその国に固有な文化を理解する時に
大切なことがあります、と言うものです。
その一つが、その文化の歴史的な背景を押さえるという事です。
2 日本史の中で太刀・刀が現れますが、つくづく、歴史小説をものにする作家は
刀について、また付随することに、ある剣道創立者の何何流派の流れを時間を
かけて勉強しなければならない、と考えます。
また、日本の刀はヨーロッパの sword と呼ばれる剣とは区別されます。
3 以下の記述は、去る四月に北九州市立小倉城庭園で開かれる筈であった
催物を紹介するパンフレットの出だしの部分を紹介したものです(新型
コロナウィルス肺炎流行の為に中止になりました)。
その催物のパンフレットのタイトルは、「現代の名工たちによる刀の世界」です。
補足的ですが、このパンフレットはお金を掛けられている様に見え、
4月19日から6月21日までの開催中止は残念な事でした。
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そのまま行きます。
4 日本刀は、古来より災いや邪気を払う神聖なものとして扱われてきました。
武士の時代に入ると、争いの道具として刀が使われるようになり、その需要が
高まるにつれ、刀匠の数も増えていきました。
しかし、泰平の世を迎えた江戸時代には、刀の需要が減り、
刀匠と呼ばれる人たちも減少していきました。
明治時代以降、刀は実用品ではなく美術品として鑑賞され、国内外で人気を集めるようになり、現代に至ります。
日本刀の製作技術は千年以上の歴史があり、これらの技は現代の刀匠たちにも
受け継がれ、新しい時代の刀剣を生み出し続けているのです。
ーーーーーーーーーーーーー紹介終わりーー
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