2019-04-29

時間            五回目

時間  未来と過去のあいだに有る日常

5+ 主題化しています日常の概念を肉付けすることが、今日の目的です。

日常とは、それ自身で考えるべきではなく、未来や過去そして現在まで
持続している時間のなかで考察すべき言葉です。

未来は、まだ生起していないが、これから起こるだろうという時間を
意味します。そして、日常をそれとして成り立たしめている要因の一つです。

例えば、ある企業に勤務していてある日、突然、退職の勧告を受けたとします。
多くのひとの場合、そのひとの未来の時間の意味は昨日まで考えていた未来とは
違ったものになってしまいます。

昨日4/28、読んだ新聞記事のなかで、日本の大手の都市銀行、三菱UFJ銀行がその本部
職員の数 6000人を3000人に減らす、とありました。
薄々気付いていた当の銀行員は、そんなに驚かなかったかも知れませんが、しかし、
他の都市銀行、地方の銀行も含めて、銀行に勤めている人間にとって、胸が
締め付けられるニュウスだったと推測されます。

それは私にも起こる。銀行は不況業種になった。ソンデ、ドウシタラヨカンベ?

6 過去そして現在まで持続している時間に話を持っていきます。

過ぎ去っている時間を、単純に考えて出て来る概念が『過去』です。
英語で past tense と呼ばれるものです。
これに対して、広い意味では過去に属するかも知れないが、
単に過ぎ去った時間ではない時が有ります。

これが、ある過去の時点から現在まで持続している時間です。

そのひとが属している国の様々な制度的なもの、
言語、憲法等々の様々な法律、家族、公的な企業や
民間の企業ーー

まだまだ、たくさんあるのでしょう。 

7 いま、過去と現在まで持続している時間の意味を、
記憶との関係で深めてみます。

🗻続けます


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